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長野県の上田市は日本のほぼ中央に位置しています。今回は上田市でマイホームの建築を考えている人のために、地盤調査が必要な理由と地盤調査の方法をご紹介します。また上田市の地盤についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
上田市は2,000メートル級の山々に囲まれた土地で、真ん中には千曲川(新潟県では信濃川)が流れており、そのほとんどが上田盆地と呼ばれています。盆地の西半部は三角の形状をした塩田平で、上田盆地と塩田平の湖成層はややかたい砂層・礫層・粘土層で構成。
小泉地区はフォッサマグナの激しい火山活動によってできた地層と言われており、海底に堆積した頁岩、黒色泥岩でできています。上田市は晴天率が高く、年間の平均降水量が少ないので全国でも有数の少雨乾燥地帯と呼ばれているそう。
豪雨被害を受ける可能性は低いかもしれませんが、地盤は必ずしも安定しているとは言えないため、上田市でマイホームを考えているなら事前の地盤調査は行っておくべきと言えるでしょう。
見ただけ、または触っただけではきちんとした地盤かどうか分かりません。そのため、事前に地盤調査するのがおすすめ。
地盤調査は費用がかかりますが、調査した結果頑丈な土地だと分かれば地質改良をする必要がないので、コストが抑えられます。地質改良には100万円ほどかかるケースもあるため、地盤調査の方がコストがかかりません。
柔らかい粘土や砂でできた地盤の上に家を建てると、災害によって家が傾いてしまうリスクがあると覚えておきましょう。とくに地震で液状化が起こると家が傾くことがあります。
地盤調査はその土地の強度を調査し、「家が安全に建てられる土地であるか」「その土地に安全な家を建てるためにはどうするべきか」を把握できます。法律で義務付けられているわけではありませんが、安心・安全な生活を確保するためにも行っておくのがおすすめです。
地盤調査方法は一つではありませんが、一般的な住宅を建てるための地盤調査には「スウェーデン式サウンディング試験」が用いられることが多いでしょう。スウェーデン式サウンディング試験は、先端がスクリューのような形状になった機械を回転させながら行い、回転数や音などの情報を元に地盤の状態を判断します。
そのほか簡易的な試験なら「SS試験」、より大きな建物を建てる場合は「ボーリング調査」で地盤調査をすることもあります。
SS試験はスウェーデン式サウンディング試験よりも低コストで行えます。家などの建物は四隅に負担がかかるので、SS試験では四隅と中心部分の地盤の5カ所を計測します。
より精密に調査できるボーリング調査は詳細な地質や地盤の構成まで把握することができますが、ほとんどの住宅ではそこまで精密な調査は必要ないと判断されるケースが多いようです。そのため、低コストで結果が出るまでのスピードも早いSS試験を採用することも増えています。
地盤調査は施工会社が行うケースもありますが、行わない場合は施主自ら地盤調査会社に依頼する必要があります。しかし、業者によってはコストが高い改良工事を勧められるケースもあるようなので、気をつけてください。
自ら地盤調査を依頼するのが手間だと感じるなら、地盤調査を行ってくれる施工業者を選ぶのがおすすめです。もし施主が地盤調査を依頼するなら、万が一、建築後にトラブルがあっても補償してくれる業者を選びましょう。
地盤調査の費用は調査方法によって大きく変わります。おもな相場については以下を参考にしてみてください。
簡易試験でコストを抑えたいならSS試験、地形条件や土質などの詳しい項目も調査したいなら、そこまでコストがかからないスウェーデン式サウンディング試験がおすすめです。
今回の記事をまとめると以下のとおりです。
地盤調査を行ってくれる施工業者は施主がどんな家を建てたいのかをヒアリングした上で土地の調査を行ってくれます。上田市でマイホームの建築を考えているなら、地盤調査を行ってくれる施工業者を選びましょう。